こんにちは、オッキと申します。
私は、民間企業と公務員双方に勤めていた経験があります。
公務員はその安定性から人気があり、最近では民間企業から公務員に転職する方も増えています。
ただ、思考停止で安易に公務員に転職することはおすすめしません。
当たり前ですが、公務員に向いている人と向いていない人がいます。
今回の記事では、「公務員にどんな人に向いているか」を私の経験から書いています。
公務員はこんな人に向いている
地方公務員として4年間働いた私の主観にはなってしまいますが、公務員に向いている人について意見を紹介します。
初めに断っておきますが、当てはまらないからといって必ずしも公務員に向いていないわけではないですので、参考程度に見ていただければ幸いです。
決められたルールで淡々と仕事をこなせる人
民間企業では、結果を出すことが出来れば、ある程度仕事の進め方は自由なことが多いですが、公務員は仕事の進め方がガチガチに決められています。
中には非効率的で無駄な業務も存在します。
一例ですが、同じような書類を何枚も作成させられたり、メールで済む文書を書面で作り課内決裁を取らなければならない等です。
少々無駄な業務があっても目を瞑り、とにかく決められたルールに沿って淡々と仕事をこなしていける方は公務員に向いているといえます。
逆に仕事の効率性を求める方は、ストレスになると思うので公務員には向いていないと思います。
コミュニケーション能力が高い人
公務員は高いコミュニケーション能力が求められます。
特に市役所の窓口業務のような住民と接する機会が多い部署は、相手の意図を汲取り、的確な応答ができる能力が必要です。
住民相手以外にも、私が企画管理を担う部署にいた頃は、企画・計画を進めるために、他部署の職員、地元企業とのやり取りも非常に多かったです。
また、私の後輩に技術系の職員(土木職)がいたのですが、市が保有する施設の更新工事の際などは、電気職、土木職、建築職の職員が打ち合わせを重ねて、密に連携を取りながら仕事を進めていました。
基本的に公務員は常に誰かと関わりながら、進めていく仕事が多いのでそういったことが苦にならない方が向いています。
安定志向の人
安定志向の方には公務員は向いているといえます。
民間企業と違い、公務員は景気や業績によって給料やボーナスがカットされることがありません。
以前に比べると、給料やボーナス、退職金は低くなってきていますが、それでもまだまだ恵まれている水準です。
大企業ほどの高年収は狙えませんが、景気に左右されない安定性こそが公務員最大のメリットといえるでしょう。
転職前に自分の適性を確認してみる
公務員には、民間企業にはない独特の雰囲気があります。
民間企業よりも多くの決まりごとがあったりしますので、民間企業から公務員に転職すると戸惑うこともあるでしょう。
公務員になった後で後悔しないためにも、事前に自分が公務員に向いているかどうか確認しておくことは大事かもしれません。
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この結果が必ずではありませんが、参考程度にはなるはずです。
まとめ
・決れたルールで淡々と仕事をこなせる人
・コミュニケーション能力が高い人
・安定志向の人
この記事では「公務員に向いている人」について紹介しました。
実際に公務員になってみないと見えない部分もありますが、1つの判断材料程度にしていただければ幸いです。
記事をお読みいただき、ありがとうございました。
※こちらの記事では「公務員になって感じたメリット」についても紹介しています。
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