こんにちは。オッキと申します。
ニュースやネット記事などで公務員の年収の話はよく聞きますよね。
30代で500万~600万、40代で700万以上などなど。
実際のところはどうなのでしょうか。
公務員目指している方やこれから公務員転職を考えている方は気になりますよね。
今回は、元公務員の私が実際に貰っていた年収額を公開したいと思います。
公務員の年収
一口に30代公務員の年収といっても、国家公務員や地方公務員、自治体の規模や扶養者の有無、残業の多少などで年収は変わってきます。
またよくサイトで見る30代公務員の平均年収というのは30歳~39歳を対象にしているため、30歳と39歳でも年収に多少開きがあると思います。
今回紹介するのは30歳になったばかりの年収とお考え下さい。
以下の青枠の中が当時の私のデータです。
・新卒入庁ではなく中途入庁(26歳の時)
・年齢:30歳
・扶養者:なし
・残業時間:月10時間~20時間
額面収入
年間の額面収入は493万8443円でした。
ただし、これは残業代込みの額です。
残業代が全くなければ450万くらいであったと思います。
手取り収入
年間の額面収入は350万8800円でした。
税金などが差し引かれた手元に残った額です。
生活は普通にできる
年収額を聞いて、思ったより「多いな」とか「少ないな」という意見はあると思います。
実際に公務員時代の生活はどうだったかというと
1人暮らしと家族持ちで結構状況が違ってきます。
1人暮らしであれば問題なし
1人暮らしであれば、贅沢は出来ませんが、それなりの生活が出来ます。
当時は、外食が多かったので月に食費が5万以上、家賃も6万くらいかかっており、
地方ということで車も所有しておりました。
それでも月に自由に使えるお金があって、少しですが貯金もできていたのでそれなりの生活を送れていたと思います。
子育て世代は少しきついかも
子育て世代からすると、公務員の年収は少なく感じることが多いみたいです。
実際私の周りの子育て世代の公務員は共働きが多かったです。
共働きじゃなくても生活できないことはないでしょうが、家や車のローンを支払ったり、子供が2人以上いたりすると、公務員1人の給料では少し厳しいようでした。
私の友人(既婚者、子供2人持ち)も全く貯金できないと嘆いていました。
さいごに
公務員の年収はどうでしたか。
高く感じましたか?低く感じましたか?
個人的には、高い年収を目的とするなら民間企業の方がチャンスが多いと思います。
基本的に公務員は20代で年収600万超えることはあり得ませんが、民間企業であれば20代のうちの年収600万を超える企業もあるからです。
また、公務員の場合、どの自治体も人口減少により税収が下がっているため、これから給料カットの可能性も大いにあり、給料が下がることはあっても、上がることはないと思われます。
私も民間と公務員双方経験しましたが、公務員は人手不足が続いており、受験年齢制限を引き上げたり、公務員試験を易しくするなど、以前に比べて、公務員に転職しやすい環境なので、若手のうちは民間企業で必要なスキルなどを身に着け、その後、公務員になりたい気持ちがあれば目指してみるのが1番良いような気がします。
記事をお読みいただき、ありがとうございました。
四季報で業種別で各企業の年収を比較することが出来ます。
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