私は民間企業から地方公務員に転職して4年ほど働いていた経験があります。
当時の私はなんとなく
というなんとも浅い理由で公務員に転職しました( ;∀;)
今回は、私が公務員に転職後に後悔した理由について書いていきます。
給料は下がることが多い
そこそこの企業から公務員に転職するのであれば給料は下がることが多いです。
新卒と違い、前職の経験年数などで基本給などは少し加算してもらえるのですが、そこまで大きな額ではないです。
私自身も公務員に転職した時は、年収が100万くらい下がった記憶があります。
自治体にもよりますが、年収としては20代で300~450万、30代で400万~600万、40代で600万以上くらいの水準しょうか。
公務員の年収水準はそこまで高くないですが、民間企業のように業績不振による給料カット等はなく、安定してボーナスも4ヵ月以上貰えることに関してはメリットと思います。
※こちらの記事で公務員の、「年収」、「お給料の内訳」、「ボーナスの内訳」について紹介しています。
仕事の評価がされにくい
公務員は、業務の性質上、仕事の評価がされにくい傾向があります。
一応評価基準があり、管理職との面談もありますが、形式的なもので、基本は仕事を頑張っても、頑張らなくても評価が大して変わらないのが現状です。
自分の頑張りが目に見える形で還元されれば、仕事を頑張ろうとするモチベーションに繋がるのですが、公務員では、仕事へのモチベーションを保つのがなかなか難しいかもしれません。
無駄な業務が多い
公務員は古い体質が残っていることが多く、故に無駄な業務、作業も多いです。
ほんの一例ですが、何のための書類かも分からないのに業務手順に残っていたり、同じような内容の書類を何回も作っていたり、内容のない定例会議に無駄に時間をかけていたりします。
内容のない形式的な業務が多いので、本当に必要な仕事に割ける時間が少なくなりがちです。
業務改善をしようとしても、簡単にやり方を変えられないというか、そもそも意見が通らないことが多いです。
これは、効率的に仕事をしていきたい方には大きなストレスになってしまうかもしれません。
災害時は緊急出勤もある
公務員は、台風が来たり、断水になったりした場合は休日であろうと出勤が必要になります。
緊急時にすぐ対応できるように、特に水道関係のような市民のライフラインに関わるような部署は、台風が来る前日に自宅に帰らず、事務所で待機するよう命令が出ることもあります。
稀ではありますが、他都市が災害で被害を受けた場合、応援要請があり、しばらく現地に行って復旧のお手伝いをしなくてはならないこともあります。
ただ、災害なんて年間でそんなに多くありませんし、台風などが来る場合も必ず出勤になるわけではないので、この部分はそこまで心配しなくても大丈夫かもしれません。
まとめ
私が公務員に転職後に後悔した理由について書いてきました。
まとめると以下ですね。
・給料が下がる
・仕事の評価がされにくい
・無駄な業務が多い
・災害時は緊急出勤もある
今回は、公務員に転職して後悔したことを書きましたが、公務員はやりがいもあり、恵まれている職業であることは間違いないと思います。
民間企業から公務員に転職を考えている方は、公務員のメリットだけでなくとデメリットになりうる所もしっかり整理してから転職することをおすすめします。
※こちらの記事で公務員のメリットについても書いています。
それでは、記事をお読みいただき、ありがとうございました!
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