こんにちわ。オッキです|
皆さんは米国株に投資しているでしょうか?
最近では成長率が高い米国市場への投資、つまり米国株へ投資する方も増えてきています。
私自身も成長率の高い米国株へ投資し、株そのものの成長を期待しながら、配当金を貰うことを楽しみしている一人です。しかしこの配当金ですが、米国株の場合、配当金は日本円ではなく、米国ドルで受け取ることになります。配当金を米国ドルで貰ったけど、いつ日本円に換金すればよいか迷われている方も多いのではないでしょうか。
今回は日本株と米国株の配当金の違いと過去の私の経験に基づいて米国ドルを日本円に換金するならいつがベストなのかについてお話したいと思います。
日本株と米国株の配当金の違い
日本株と米国株の配当金についてザックリとですが下記のような違いがあります。
・基本的に配当月は中間配当と期末配当の年2回である
・日本円で入金される
・20.315%の税金がかかる
・基本的に配当月は年4回である
・米国ドルで入金される
・米国(現地)で10%、更に日本で20.315%の税金がかかる(2重課税)
また米国株で配当金を受け取る際は、現地通貨である米国ドルで受け取ることになります。
あと税金についてですが、米国の場合は現地で課税されてから日本でも課税されるので手取りとしては72.9%ほどになってしまいます。(日本株の配当金は約80%の手取り)
なぜ米国ドル→日本円に換金するタイミングが重要になるのか
米国株の場合、配当金を米国ドルで受け取ることになります。基本的に私たちは日本に住んでおり、米国ドルは使用できないので日本円に換金する必要があります。その際に重要になるのが為替です。よくニュースで「本日の為替相場は1ドル=〇円~〇円で推移しています」とか聞いたことがないでしょうか。
1ドルに対する日本円の価値というのは時々刻々と変化しています。
私たちは米国ドルを使ってより多くの日本円を手に入れたいので、ドルの価値が高くなり、円の価値が下がっている状態、つまりドル高/円安という状況が好ましいということになります。
②1ドル=120円(円安):1ドルで120円にもなるので円の価値が低い状態10000米国ドルを日本円に換金すると
①の場合:10,000米国ドル×100円=1,000,000円
②の場合:10,000米国ドル×100円=1,200,000円
※同じ10000米国ドルでも日本円に換金するタイミングで200,000円もの差が出ます
持っている米国ドルが大きければ大きいほど為替の影響は大きくなります。
配当金はいつ日本円に換金すべきか?
結論からいうと配当金の入ったタイミングで日本円に換金して問題ないと思います。前項で換金のタイミングによって米国ドルを円に変換した後の金額に差が出るという話はしたのですが、誰にも未来の為替の動きを予想することは出来ません。
私はそうですが、米国株に投資されている皆さんは、配当金を使って生活を充実させたい、美味しいもの食べたり、旅行に行きたいなど色々目的があると思います。そこで為替を気にしすぎて換金出来ずに配当金を使えないというのは本末転倒な気がします。私自身、過去に円安になるタイミングを待ち続けた結果、なかなか換金出来ず配当金を使えなかったという経験があります。
こまめにドル→円に換金することで円高で換金するリスクを低減させることが出来ます。米国ドルも日本円も信頼のある通貨ですので、どちらかの通貨価値が一方的に下がり続けるということはに考えにくく、基本的には一定の範囲内で動くレンジ相場です。
こまめに換金することで、トータルでみれば為替の平均近くのレートで換金できることになります。
但し、〇〇ショックなど極端な円高の時は、換金するタイミングを少しずらしてみるものアリだと思います。
まとめ
最後まで記事をお読みいただきありがとうございます。
今回は米国株配当金の換金タイミングについて紹介しました。
・ただし極端な円高の時は、換金タイミングをずらすのもアリ
コメント