こんにちは。オッキです!
フルマラソンのような長い距離のランニングではよくエネルギー切れって起こりますよね。
私も経験あります。
これは体内の糖質を使い切り、エネルギー切れを起こすことが原因だそうです。
なので早めに糖質補給をすることでこのエネルギー切れを防ぐことができるということができます。
自分自身の体内の糖質がどのように変化しているかを知ることができれば糖質補給のタイミングがわかるわけです。
そうはいっても血糖値なんてモニタリングできないし・・・
いやできるんですよね(*´Д`)
フリースタイルリブレという装着するだけで簡単に血糖値を測定できる機器があるんです。
厳密にいうと血糖値ではなく皮下の間質液のグルコース値(糖分)を測定するみたいですが。
使い方は簡単で写真のように二の腕につけた500円玉のようなセンサーをスマホのアプリで読み取るだけです。
今回はこのリブレを装着してランニング30分とウォーキング30分をやって血糖値の変化を見てみたいと思います。
運動中の血糖値変化
私も今まで少し勉強していたので、なんとなく、有酸素運動と糖質の関係性は以下の認識でした。
違っていたら、コメントで教えてください(;^ω^)
●有酸素運動では糖質+脂質が使われる(使用比率は運動強度と運動時間による)
●有酸素運動で使われるエネルギー(糖質)は血中のグルコース(糖質)と筋肉に蓄えられた
筋グリコーゲンを分解して作られる糖質である
●体内の糖質が枯渇するとエネルギー切れを起こす
私も自分の血糖値変化を測定するのは初めてなので、実際にどう変化するのか楽しみでした。
運動開始30分前
まず、走り始める前の血糖値を測定しました。
血糖値は100mg/dlです。
今回はこの血糖値がランニング30分+ウォーキング30分でどう変化するか見ていきたいと思います。
運動を開始する前に栄養補給としてウイダーゼリー(180kcal)を摂取します。
運動開始直前
運動開始直前の血糖値を測定しました。
血糖値は112mg/dlでした。
ウイダーゼリーを摂取したからか血糖値が少し上がってきました。
ラン開始5分後
ラン開始から5分後です。ペースは私にとってのイージーペース4分45秒/kmで設定しています。
距離:1.03km
心拍数:152bpm
消費カロリー:62kcal
ラン開始5分時点ではほとんど血糖値に変化がありません。
ラン開始10分後
ラン開始から10分後です。
距離:2.13km
心拍数:165bpm
消費カロリー:135kcal
血糖値は124mg/dl。じわじわ上がってきました。
運動前に摂ったウイダーゼリーが吸収されてきたのと
運動開始して時間が経ってきたのでエネルギー源として筋グリコーゲンが分解されて
血糖値を上げたのかなと思います。
ラン開始15分後
ラン開始から15分後です。
距離:3.18km
心拍数:170bpm
消費カロリー:210kcal
ラン開始20分後
ラン開始から20分後です。
距離:4.22km
心拍数:175bpm
消費カロリー:284kcal
ラン開始25分後
ラン開始から25分後です。
距離:5.27km
心拍数:181bpm
消費カロリー:360kcal
ラン開始30分後
ラン開始から30分後です。
距離:6.32km
心拍数:184bpm
消費カロリー:437kcal
ウォーキング開始10分後
ウォーキング開始から10分後です。
距離:0.85km
心拍数:134bpm
消費カロリー:119kcal
ウォーキングに切り替えて10分後の血糖値は上がっています。
これは、運動強度の高いランニングの糖質消費に合わせて筋グリコーゲンを分解して
エネルギーを作っていたのに強度の低いウォーキングに切り替わったことで
体内のエネルギー(糖質)が一時的に上回っている状態だと思います。
ウォーキング開始20分後
ウォーキング開始から20分後です。
距離:1.82km
心拍数:124bpm
消費カロリー:204kcal
ウォーキングに切り替えて20分後の血糖値はさらに上がっています。
まだ、体が筋グリコーゲンを分解して生成したエネルギー(糖質)の余剰分を
下げることができていない状態だと思います。
ウォーキング開始30分後
ウォーキング開始から30分後です。
距離:2.56km
心拍数:121bpm
消費カロリー:251kcal
少し血糖値が下がってきました。
ランニング30分+ウォーキング30分終了しました。
運動終了後30分
運動終了後。30分経ちました。
血糖値は88mg/dlで、通常状態に戻りました。
今回は私の血糖値の変化をみてみましたが
血糖値の変化は人それぞれなので、ランナーの方は糖質補給のタイミングを知る意味で
1度ご自身の血糖値変化を知っておいて損はないと思います。
考察とまとめ
30分程度のランニングでは血糖値は下がってくるもののエネルギー切れを起こすレベルまで
血糖値は下がらないことがわかりました。
これがもう少し長い距離になってくると糖質が徐々に下がってエネルギー切れを起こすポイントが
来るのかなと思います。
本当はもう少し長い距離(ハーフマラソンとか30km)で検証してみたかったのですが、
まだ暑いので今回は短めの距離で検証しました。
涼しくなったらもう少し長い距離を走っての血糖値変化も見てみようと思います。
最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました!
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