【どちらが幸せか?】大企業VS地方公務員

仕事

こんにちわ!オッキです。

私の兄が新卒で入社した民間企業(大企業)から地方公務員(市役所勤務)に転職した経歴があるので、今回は「大企業と民間企業どちらが幸せか?」というテーマで各項目を比較しながら考察していきたいと思います。

今現在、大企業と公務員どちらに就職・転職しようかと迷われている方は1つの参考程度に記事を読んでいただけると幸いです。

前提条件

ます前提条件として私の兄の経歴を書いておきます。

・大学卒業後、新卒で大企業に入社(一応、〇菱〇機、〇芝クラスの大企業です)
・上記企業を4年で退職し、地方公務員(地方の市役所)に転職

大企業と公務員の比較

それでは大企業と公務員を各項目に分けて比較していきたいと思います。

今回比較したのは、割と皆さん気にされていると思われる「年収」「残業時間」「休日出勤」「仕事のやりがい」「人間関係」「福利厚生」6項目についてです。

①年収

まずは年収の比較です。

年収は基本的に大企業に軍配が上がります。

私の兄の「大企業時代」と「公務員時代」の年収が下記となります。

・大企業時代:620万(27歳)←在籍4年目
・公務員時代:490万(31歳)←在籍4年目
実際に大企業に就職した方で20代のうちに年収600万以上稼いでいる人は結構いたりします。
大企業で若手の年収が高い場合、次のことが考えられます。
①単純に基本給など待遇が良い
②圧倒的な残業をこなしている
①であれば完全にホワイト企業でしょうが、私の兄はどうやら②の方だったようです( 一一)
逆に公務員は完全に年功序列ですので、20代で年収600万超えることはほぼないと言っていいでしょう。
管理職クラスに昇進してやっと年収600万超えてくるといった印象です。
ただし、係長級の管理職クラスに昇進できるのは早くて35歳前後となることが多いようです。
もしよければ、実際に30歳地方公務員のお給料とボーナスはどれくらい貰えているかについて記事がありますので参考にしてください。

②残業時間

次に残業時間の比較です。

もちろん企業によるのですが、民間企業の方が残業時間は多くなりがちなようです。

・大企業時代:月45時間(年6回は80時間)
・公務員時代:月20時間くらい(多い月は40時間くらい)
当時、私の兄は、設計部署にいたのですが、その頃は帰宅時間がほぼ22時以降だったそう・・・
特に設計職は残業時間が多くなりがちで、繁忙期には月80時間以上の残業をしていたとか・・・
因みに月残業80時間(年6回まで)は労働基準法の36協定で決められている上限ですが
年6回は毎年必ず使い切っていたそうです。
またどうしても残業時間内で終わらない仕事は、家に持ち帰ってこなしていたようです。
公務員に転職後は、月平均20時間の残業に減って心身はリラックス出来ているそうです。
※こちらの記事では「公務員の残業時間とプライベートの充実度」についても紹介しています。

③休日出勤

次に休日出勤の比較です。

これも企業によりますが、民間企業の方が休日出勤の頻度は多かったようです。

・大企業時代:土曜はほぼ毎週出勤(繁忙期には日曜出勤もある)
・公務員時代:基本的に土日は休み(市のイベントがあれば出勤することもある)
特に納期が迫っていたりすると、毎週土曜は出勤することも全然あったみたいです。
時には日曜も出勤して週7勤務していた時もあったとのこと(さすがに代休はあったみたいですが)
公務員転職後は、基本的に完全週休2日で土日はゆっくり休めているみたいです。
たまに市のイベントなどで休日出勤はあるものの休日出勤手当はしっかり出るので全然苦にならないとのことでした。

④仕事のやりがい

仕事のやりがいについては、何を基準にするか難しいですが、どちらもやりがいはあるようです。

私の兄は民間時代は、部品メーカー(B to B企業)に勤めていたのですが、全国の企業を相手にするので、様々な方と仕事を通じて交流を持てたことが経験になったと言っていました。

時には海外企業相手も納品があったとかで規模も億単位の案件などがあり、スケールの大きな仕事に関われているとの思いから、やりがいはあったようです。

また、仕事に対する自由度は民間企業の方が高かったようです。

公務員になってからは地域密着型の仕事で、地元企業や市民相手の仕事がメインですが、

地域の発展に貢献出来ているという気持ちがあり、やりがいはあるとのことでした。

⑤人間関係

人間関係は仕事をするうえで1番重要なところではないでしょうか。

ただ人間関係については民間企業も公務員も大差はないようです。

結局、どこに行っても合わない人はいるとのことでした。

ただ、傾向としては若干公務員の方が穏やかな方が多い印象とのことです。

民間時代は部下に対して高圧的な態度を取る上司も多かったそう・・・

これについては配属された部署によっても大きく変わってくるようですね・・・

⑥福利厚生

最後の比較は福利厚生についてです。

正直、公務員の福利厚生も恵まれてはいますが、大企業の福利厚生の方が優れている場合が多いようです。

大企業であった福利厚生の例でいえば下記のものが実際にあったようです。

①32歳まで個人負担15,000円で家賃70,000円のマンションに住める
②子供が生まれる度に100万円のお祝い金が貰える
③子供が小学校に入学する時に勉強机が貰える
やはり大企業の福利厚生は恵まれていますね・・・
ただ、大企業ほどでないにしろ公務員の福利厚生も必要なものはほぼ揃っており、十分充実しているとのことでした。

まとめ

今回は「大企業と公務員どちらが幸せか?」というテーマで話しました。

結局、当たり前ですが「年収、プライベートの時間、仕事のやりがい」など人によって求めるものが違うので、自分の条件に合ったところに行くのが幸せということになりそうですね。

今回の比較は私の兄の体験談に基づいたものなので、迷われている方は参考にしていただければ幸いです。

最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。

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