【転職すべき!?】市役所職員になってわかったこと

仕事

こんにちわ。オッキと申します!

今回は市役所職員になってわかったことについて紹介していきます!

私が元公務員で私の兄も関西地方の市役所に勤めているため、その話を参考にお話しさせていただきます。

若手のうちは給料が安い

公務員のお給料は完全な年功序列制となっています。

公務員のお給料は級と号の組み合わせで決まるのですが、大体1~3級までは役職なしの平職員クラスで4級の係長クラスから給料が大きく上がり始めます。

また1~3級までは最低在籍期間が定められており、優秀な人でも係長クラスに昇格するのに10年くらい平均で15年以上かかることが多いですね。

仮に22歳の新卒で入庁したとしても35歳くらいまでは大きな昇給は望めないということになります。

もしあなたが若くして高年収を得たいなら民間企業一択です。

月々のお給料は低めに設定されていますが、下記のような基本的な手当はしっかりしているようです。

①扶養手当
②超過勤務手当
③通勤手当
④住居手当
※こちらの記事で公務員の「年収」、「お給料」、「ボーナス」はどのくらいかについて紹介しています。

社会的な信頼がある

公務員になると世間から一定の信頼が得られるというメリットがあります。

例えば車のローンを組む時やクレジットカードを申し込む時に審査に通りやすかったりします。
また結婚をする際に相手方の親御さんから「公務員の方なら安心できる」と評判も良かったりします。

このことから公務員になれば社会から一定の信頼が得られるというのはイメージではなく事実でした。

ライフプランが比較的立てやすい

私の兄も地方の市役所勤務ですが、ライフプランが立てやすいと言っています。

理由は色々ありますが、基本的には下記の理由が関係していると思います。

①市役所勤務の場合、基本的に転勤がない(異動するにしても市内の出先)

市役所勤務の場合は転勤がなく、基本的に市内の異動となるので、マイホームを買う際に「転勤になったらどうしよう」と悩むことはないです。

全国転勤のある企業ではそうはいきませんよね。

②決まったお給料、ボーナスが貰える

公務員になると決まったお給料、ボーナスが貰えることが魅力です。

民間企業と違って業績不振でお給料カット、期待していたボーナスが支給されなくなるということはほぼありません。

定期的に若干の給与表改定はあるものの、毎年安定して年間4.4ヵ月程度のボーナスが支給されている感じでした。

人生には何かとお金のかかるイベントが多いので、収入が安定しているということは心強いですよね。

③産前、産後休暇取得中も一定のお給料が貰える

よく民間企業では女性の場合、結婚を機に退職されるという方も多くいらっしゃいますが、公務員は産前・産後休暇が取得しやすく、休暇取得期間もお給料が支給して貰えます。

このため女性も出産後に職場復帰し、管理職レベルまで出世している方も多く、女性も安心して長く働ける環境となっています。

④基本的に土日祝日は休むことが出来る(部署によっては休日イベントに駆り出されることも)

これは部署にもよりますが、土日祝日はしっかり休めることが多く、家族との時間をしっかり過ごすことができるというメリットもあります。

私自身も公務員の休暇制度は恵まれていると感じます。

※こちらの記事で「公務員の休暇制度」について紹介していますので参考にしてください。

副業が出来ない

最近では、副業を認める民間企業が増えてきていますが、公務員は公務員法で副業が禁止されているため副業をすることが出来ません。

公務員の副業として認められているのは、株式投資、FX、仮想通貨投資、不動産経営くらいになります。

副業禁止の公務員に不動産投資がオススメな理由をあわせて読む

最初にお話ししたように若手公務員は給料が安いので、このご時世、副業が出来ないのはデメリットですね。

一応、公務員の資産形成のための救済制度として次にお話しする共済積立貯金というものがあります。

共済積立貯金制度が使える

公務員には共済組合が運用している共済積立貯金という制度があります。

共済積立貯金は自治体にもよりますが年利1%前後で運用してくれます。

各自治体の共済組合が運用している定期預金のようなイメージですが次のような特徴があります。

①月々の給料・ボーナスからのみ積立可能(積立金額は随時変更可能)
※仮に500万円の貯金があってもそれを一気に共済貯金に移すことは不可
②元本が保証されているわけではない

上の表のネット銀行やメガバンクの定期預金金利と比較すると共済貯金の金利はものすごく良いことが分かります。

このため資産形成を目的として利用している職員も多い印象です。

離職率が低い

官公庁のため、公式に離職率は公表されていないようですが、やはり恵まれている環境のためか離職率はかなり低いです。

※こちらの「公務員の離職率」についての記事も参考にしてください。

特に女性の勤続年数が長い印象です。

ただ、市民を相手にする部署では精神を病んでしまい、休職・退職してしまう方も一定数いました。

これはどこの組織でもいえることですが、配属先によるところが大きいです。

※こちらの記事では「大企業と公務員の比較」もしていますのでよろしければ参考にしてください。

まとめ

最後まで記事をお読みいただきありがとうございます。

今回は「市役所職になってわかったこと」について紹介しました。

①若手のうちは給料が安い
②社会的な信頼がある
③ライフプランが比較的立てやすい
④副業が出来ない
⑤共済積立貯金制度が使える
⑥離職率が低い
この記事を読んで、皆さんが市役所職員への就職、転職を考える際の判断材料にしていただければ嬉しいです。

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